
Panasonic LUMIX DMC-GH4は2014年に発売されたミラーレス一眼カメラです。
フラッグシップ機として2009年に発売されたDMC-GH1で写真だけでなく動画にも強いという衝撃を与え始まったGHシリーズの4番目のモデル。
そのGHシリーズで初めて4K動画を実現し、DMC-GH3から更に改良が行われています。
有効画素数は1605万画素。映像素子は4/3型のLive MOSセンサー、画像処理エンジンにはヴィーナスエンジンをGH3から継承しています。
常用感度は最高25600相当、シャッター速度が1/8000 ~ 60、連続撮影枚数が12コマ/秒とGH3から大幅に向上しています。
オートフォーカスの性能は、測距点数が23点から49点まで増設されました。
空間認識技術DFDテクノロジーによって優れたAF性能を持ち、様々なAFモードによってよりAFエリアのカスタマイズに自由度が増した上、約7コマ/秒のAF追従連写を可能としました。
4K動画から静止画を切り取ることも可能で、写真撮影で優れた連写性能を持ちながらも動画から切り取れるという強みがあり、いかなるシーンも逃しません。
柔らかな本体はグリップ感に優れ、片手であっても持ちやすく、歩きながらの撮影でもストレスを感じにくいデザインです。
フリーアングルモニターはタッチモニターで操作もしやすく、上下250°左右180°に可動するため、手を伸ばした位置や地面に近い位置からも、写し出したい光景や姿を簡単に確認できます。
性能の向上に比例してか重量が全機種より増しているといった点もありますが、反面で性能が向上しても消費電力がほとんど変わらないという点では評価できます。
写真や動画を美しく撮影できるLUMIX DMC-GH4は、性能の良さはもちろんより使いやすくなった操作性の良さでも人気のカメラです。