2015年に発売されたPanasonic LUMIX DMC-G7Hは、マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラの高倍率ズームレンズキットです。
付属レンズのLUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.は、35判換算で24-240mm相当という、小型で軽量、あらゆる用途に対応できる万能なレンズです。
前モデルDMC-G6の丸みのあったフォルムからDMC-G7は直線的でペンタリズムが印象的なデザインに大きく一掃されました。
また、4Kフォト機能や動画撮影機能が強化されています。
有効画素数は1600万画素のLive MOSセンサーを搭載し、G6からは若干下がっていますが、最高感度域が標準でISO25600相当となっている点や独自開発のDFDテクノロジーにより、解像度や空間認識を適切に制御し、より高画質な描写に導きます。
また、画像エンジンのヴィーナスエンジンにより、素早い処理を行い、AF性能も精度を高め合焦速度0.07秒の速さで素早く被写体を捉えて追従します。
動体予測機能も加わり追尾AFモードにより追従性能は従来機の約2倍まで進化しています。
連写速度は機械シャッターで最高8コマ/秒、電子シャッターで最高40コマ/秒、そして同調速度は1/160秒以下となっています。
DMC-G6までの動画撮影はフルHDでしたが、DMC-G7では4K動画が撮影できるようになり、飛躍的に機能を向上させています。
秒間30コマの4K動画を利用して、静止画を抜き出すことができる4Kフォトにも対応しています。
レンズ交換式で様々なマイクロフォーサーズ系レンズを楽しむことができますが、十分に多彩な撮影を楽しめるコストパフォーマンスの良いセットです。