MAMIYA RZ67 Proはマミヤ光機株式会社が1982年に発売した、6×7の中判一眼レフフィルムカメラです。
機体がかなり大きく、三脚を用いてスタジオで撮ることを前提として作られたため、その名の通りプロ向けの一台になります。
RB67 Proの後継機にあたりますが、各部を電子化してレンズのラインアップも一新されたため、操作性や描写力がグレードアップしました。
レボルビング機構をそのまま引継ぎ、ボディを傾けることなくそのまま縦横の撮影を迅速に行えます。
ファインダーは交換式で、大きく分けてアイレベルとウエストレベルの2種が用意されており、好みやシーンに合わせて選択できます。
外観からは確認できませんが、レンズマウント部とボディの間が蛇腹になっており、ボディ側面についているダイヤルで繰り出しピントを調整できます。
フィルムを無駄にしてしまう誤操作を防ぐため、遮光板をフィルムバックから抜かないとシャッターが切れない安全機能付きです。
裏蓋はちょうつがい式での開閉で、そこからフィルムホルダーを取り外せるためフィルム交換は簡単に行えます。
プロが愛用するMAMIYAの高品質な中判フィルムカメラは、アマチュアも注目する人気のある商品です。