MAMIYA NEW Mamiya6はマミヤ光機株式会社が1989年に発売した、6×6の中判レンジファインダーフィルムカメラです。
その名の通りMamiya 6を継承した独創的な一台であり、実用性を強化したプロが愛用する名機。
蛇腹構造を引き継いでいるため、折りたたみ式で非常にコンパクトなつくりです。
前作と違い、蛇腹は剥き出しではなくプラスチック製のモダンなカバーをまとっているため、外見からスプリングカメラであることは分かりません。
このカメラの特徴は、レンズシャッターでありながらレンズ交換ができるという点。
レンズシャッターカメラのレンズ交換はそのまま行うとフィルムが感光してしまいますが、new Mamiya6はボディ下にあるノブを回すことで遮光板を繰り出せるため感光を防げます。
レンズは広角、標準、望遠の3タイプ用意されており、一通りの画角を網羅しているためシーンに合わせた選択が可能。
露出計はファインダーに内蔵されているものの、TTL測光ではなくレンズに合わせた測光の動きをする独自の技術を搭載しています。
絞り優先AEも搭載し、フレーミングに集中した撮影が可能です。
近代的なデザインと機能を備えた中判のスプリングカメラは、プロアマ関係なくカメラファンに注目される人気商品です。