プロが愛用するレンジファインダーカメラの名機、New MAMIYA 6には2種類の機体があります。
1989年に発売されたNew MAMIYA 6、そして1993年に発売された本機、MAMIYA 6MFです。
MFとはマルチフォーマットのことであり、これがNew MAMIYA 6と異なる大きな特徴です。
MAMIYA 6MFはマスクを使えば645判のフォーマットで撮影ができ、アダプターと35mmフィルムを使えばパノラマ撮影も楽しめる、まさにマルチフォーマットを可能にしたカメラ。
普段の撮影では6×6の正方形フォーマットで、風景撮影ではパノラマを取り入れてみるなど、これ一台で3種類の楽しみ方ができます。
機能はNew MAMIYA 6と同様であり、絞り優先AEも搭載された優秀機です。
外見からは分かりませんが、レンズの胴として蛇腹が内蔵されているため機体を折りたためられるという、コンパクトで軽量化された設計が施されています。
シャッターは非常に音が小さいレンズシャッターであるため、発表会や静寂な自然界での撮影にポテンシャルを発揮します。
レンズの交換も可能であり、広角や望遠などシーンに合わせて最適なレンズをマウントできます。
さまざまな撮影が楽しめる蛇腹の中判レンジファインダーカメラは、カメラ愛好家にとって人気の高い商品になります。