MAMIYA 645ProTLはマミヤ・オーピー株式会社により1992年に発売された中判一眼レフフィルムカメラです。
645Proの後継機であり性能はほとんど変わりませんが、ドイツのメイツ社製ストロボとSCA395アダプターを利用することでTTL調光が可能になりました。
この機能はプロにとってスタジオ撮影などで非常に重宝され、中古カメラ市場でも645Proより人気が高く取り引きも活発に行われています。
また、ファインダーやワインダーグリップ、フィルムバックが交換でき、手持ち撮影や三脚を用いた撮影など、あらゆるシーンに合わせた選択が可能です。
ミラーアップ機能が装備され、遅めのシャッタースピードや長時間露出撮影においてブレを最小限に抑えます。
遠隔でシャッターが切れるレリーズケーブルのインターフェイスは、ボディにタッチしない分ブレを軽減できるため、長時間露出撮影やスタジオ撮影に重宝されてきました。
標準レンズにセコールC 80mm F2.8レンズが使用されていますが、さらに明るい80mm F1.9も用意され、こちらは中古カメラ市場で大変人気があります。
どちらのレンズも描写は美しく、色合いもキレイでリアルにシーンを再現します。
プロの現場を支えてきたカメラは今でも需要が多いため、高く売れる商品です。