デジタルバックMamiya M18は、カメラ関係者やユーザーからの根強い要望によって誕生した「Mシリーズデジタルバック」のひとつです。
有効画素数は1800万画素、解像度は4904×3678、ISO感度は100-800です。
Mamiyaの中判カメラと言えば、写真家やフォトグラファーが愛用しているプロユース仕様として有名です。
カメラ単体としての機能に留まらず、既に発売されているMamiyaの中判デジタルカメラと組み合わせて使用することができる点が画期的で、M18をはじめMシリーズが話題になりました。
それまでのMamiyaでは表現できなかった描写が可能となり評価されたのです。
まさに潤滑油としての役割を担い、作品の奥行きとカメラを手にした時の選択肢が格段に上がりました。
また、このM18はピクセルサイズが9ミクロンを採用しており、扱いやすいデータサイズは素早いワークフローにも最適です。
スピードと柔軟性を兼ね揃え、高感度撮影にも対応しており、付属品として専用現像ソフト「Capture One 4DB」も付いています。
CCDサイズ44.2mm x 33.1mmというクオリテイはハイエンドDSLRと肩を並べるほどです。
このように、Mamiya M18 の登場によってコンパクトな中判デジタルシステムを実現したことは、細部までこだわり続けるMamiyaの揺るぎない哲学が反映されているのです。