Yashicaは1949年に長野県で創業されたカメラブランドです。
最近ではスマホ用のレンズ(Yashica Lens)を発売したことで話題になりました。
Yashicaのレンズとして代表的なのは「MLシリーズ」ですが、京セラに買収された後にもカールツァイスのレンズと共に販売されていました。
Yashicaのカメラと言えば、コンタックスなどで手軽に銘玉とされるカールツァイスのレンズが楽しめることが魅力ですが、Yashicaの名を冠しているレンズもコアなファンに親しまれている精度の高い銘レンズなのです。
知る人ぞ知るこのレンズ、55mmF2.8のマクロレンズでは「青色」の発色が美しく定評があるのですが、実力に反し低価格であったことも人気の理由です。
製造は富岡光学が行っており、レンズマニアには特別な思い入れのある会社であることや、ヤシカコンタックスマウントの様々な名機との互換も大きな魅力です。
カールツァイスの人気レンズであるプラナーと比較しても開放した状態での被写界深度はMLのほうが深いのでボケ過ぎず、合焦部もプラナーに引けを取らないシャープさを持っています。
持ち味である「青色」の発色の良さが状況によっては偏りもありますがプラナーと変わらないパフォーマンスが期待できるレンズです。
それらはカールツァイスのレンズの人気と比較するとあまり世に出回っていないのですが、それだけに希少性があり中古市場では高く評価されています。
Yashica 買取実績