SLR Magicは香港のレンズメーカーで、主にミラーレス一眼向けのレンズを設計、製造しています。
その独創性にあふれた外観や設計は多くのレンズファンを魅了しています。
シネ用のレンズは主に動画撮影用に設計されたフルマニュアルレンズです。
SLR Magicのレンズの特長は、サイズ感はコンパクトでありながら開放絞り値は明るく、絞りとフォーカスリングにはシネ用のモジュール0.8のギアを備え、操作性はしっかりとしたものになっています。
マイクロフォーカスのレンズは日本国内メーカーでは、パナソニックやオリンパスによるものが主流で、これらのレンズは電子制御のため、SLR Magicの「Black Cinema Camera」では使用できません。
しかし、「Blackmagic pocket Cinema Camera」の場合は、マウントに電子接点があるため使用が可能です。
数あるSLR Magicのマニュアルレンズの中でも人気があるのが「SLR Magic HyperPrime 12mm T1.6 Cine」です。
このレンズはマニュアルフォーカスですが、とても明るいレンズです。
マイクロフォーサーズの12mmのレンズとしては最も明るいものになります。
広角域でありながら明るく、寄ることもできるハイスペックモデルです。
シネレンズ用としての販売が多いレンズメーカーですが、もちろんスチール撮影にも使用できます。
独動的でクセのある写りが、撮り手の表現の幅を広げてくれるレンズメーカーとしておすすめです。