smc PENTAX-FA* 250-600mm F5.6 ED IFは、KAF2マウントに対応したペンタックス製カメラ用レンズです。
ペンタックスの先進技術を詰め込んだFAスターレンズであり、色相収差を取り除くためのEDレンズを組み込み、シャープでコントラストのくっきりとした高画質を生成します。
さらに、コアレスモーターを内蔵し、KAF2マウントカメラ装着時にパワーズーミングが可能となっています。
1991年6月発売の受注生産品のため、希少性の高いレンズです。
全長442mmの「バズーカ砲」といわれる大きさに5400gという重量は操る人を選びますが、望遠レンズを多用するカメラマンにとって250mmから600mmが一本でカバーでき、なおかつパワーズームができるこのレンズは、まさに最強のズームレンズ。その大きさや重量はさておいても持っておきたいと思う一本でしょう。
偶然の好条件に巡り合った時、即座に絵を作れるかどうかというのもこのレンズの実力の見せ所。
大自然の中、動物や野鳥を、あるいは空港周辺で航空機を、難しい位置からの鉄道写真、スポーツなどの撮影において、シャッターチャンスと応用範囲が広がります。
手振れ補正の利くKシリーズなどの本体で、ピタリとピントが合った時の映りは最高で、高価なレンズを所有するものだけが味わえる最高の瞬間といえるでしょう。