デジタル一眼レフカメラが普及していった当時、PENTAXもKマウントを備えたデジタル一眼レフカメラのシリーズをスタートさせました。
2003年にはフラグシップ機となる*ist Dが販売され、PENTAXとしては初めてAFモードの状態でマニュアルフォーカスが可能となりました。
タイミングを合わせるようにレンズ群も新しいシリーズが販売されており、smc PENTAX-DA 200mm F2.8 ED IF SDMもその1つです。
smc PENTAX-DA 200mm F2.8 ED IF SDMのレンズ構成は8群9枚で、フォーカスはAFとMFの両方に対応しています。
焦点距離は200mmと長く、超望遠レンズに分類されます。
遠くの風景をアップに撮ったり、木の上に乗っている小動物を撮影したりすることに向いています。
特殊低分散レンズを採用しているのが特徴で、色収差などを徹底的に排除することで美しい表現を可能としています。
また、インナーフォーカスも搭載しているため、ピントを調節してもレンズのバランスは崩れません。
型番にあるSDMは超音波モーターの事を指しており、シャッター音を限りなく小さくします。
Kマウントに対応しているため、*ist Dを始めとしたKマウント機の他に、アサヒペンタックス Kシリーズにも対応しています。
小動物の毛並みが一本一本表現されるほど、繊細かつ美しい写真を撮影できるレンズです。