PENTAXはアサヒペンタックス6×7の次に、新しい中判一眼レフカメラのシリーズとしてペンタックス645シリーズを開始しました。
高いグリップ性能や取り回しのしやすさから、風景写真にピッタリだと喜ばれ、ロングセラー商品となりました。
そのため、カメラだけでなくレンズも数多く販売されており、SMC PENTAX-A* 645 600mm F5.6 ED IFもその1つになります。
SMC PENTAX-A* 645 600mm F5.6 ED IFのレンズ構成は11群12枚で、フォーカスはMFのみです。
描写距離は600mと長く、遠くの物を近くに引き寄せる画作りが可能となっています。
PENTAX独自の加工がされているスターレンズで、EDガラスを用いているため描写性能と色収差の補正能力が極めて高いです。
型番にあるIFとはインナーフォーカスの略で、ピントを合わせた時にレンズの前後のバランスが崩れ難いため、三脚も使いやすく魅力的な仕様です。
レンズ単体の重量が4.8㎏と重たいですが、持ち運びをしやすくする工夫としてハンドルが上部に付いており付属のトランクケースや三脚も付いてくるため、安心して持ち運びできます。
PENTAXのスターレンズは、レンズとしては重たい部類に入りますが、高い描写性能ゆえに多くのファンが付いているレンズです。