Carl Zeissのレンズ、Sooner CFE 180mm F4は、ハッセルブラッド用のレンズとして開発されました。
この中望遠レンズのCFEとは、C、CF、と続いた後の新しいシリーズのことを指します。
Sonnar系のレンズに見られる特有の柔らかな背景のボケと、被写体をシャープに写してくれる現代的なアプローチを実現した素晴らしいレンズです。
そして、このCFEレンズは200シリーズに対応しており、マウント部分に電子接点が付いているのも特徴です。
フォーカルプレーンシャッターを使用するときには、レンズの絞りの情報をカメラ本体と連結できるので、自動露出で絞り優先機能「AE」の撮影が行えます。
180mmの中望遠レンズなので用途としてはポートレートや風景写真に最適で、F4という開放でありながら美しい解像度を保ってくれます。
また、レンズの圧縮効果とやや硬めのピントというSonnarの個性を生かした作品を実現してくれます。
これはハッセルブラッドとCarl Zeissという抜群の組み合わせによって、ポテンシャルを最大限に発揮していることの証しでしょう。
伝統的スタイルの中にあるモダンなデザインはCarlZeissユーザーにとって一度は手に入れたい憧れの銘玉です。
新しい設計のこのレンズにより、プロフォトグラファーも新たなアプローチに触発されるからこそ、Sonnar CFE 180mm F4は支持され続けています。