
Carl zeiss Planar CFE 120mm F4はスェーデンの老舗カメラメーカーであるハッセルブラッド社の交換用レンズとして発売されました。
中判カメラの超高級マクロレンズとしてこの分野ではスタンダードなレンズとして高い評価がされています。
このレンズにCFEマクロレンズとして、CFiシリーズに電子接点を搭載し200シリーズの測光システムにも対応した高性能レンズです。
CFEレンズは、CFiレンズが登場した1998年頃の同時期に発売されました。
電子接点が搭載されたことにより、フォーカルプレーン機で使用する際には絞りの情報を本体とやり取りすることができ、絞りを優先したAE撮影も可能となりました。
「Planar 120mm F4」の描写は、クセのないシャープな写りにあります。
特にクローズアップ撮影時には威力を発揮し、被写体を鮮明に描写することや惹きつけられる画像の質、そしてほとんどゆがみのない正確な写りには大きな魅力があります。
単焦点などの明るいレンズは柔らかい写りや大きなボケ味がありますが、それと反対に位置するレンズでもあります。
120mm F4 とさまざまな被写体や条件に合うベーシックな一本と言えます。