Distagon T* CF 40mm F4はハッセルブラッドから発売されたディスタゴンタイプの単焦点広角レンズです。
レンズはカール・ツァイス製のレイズを使用しており、ハッセルブラッドのレンズのCシリーズの後継にあたるCFシリーズのレンズです。
CFシリーズは、レンズシャッターのボディーとフォーカルプレーンシャッターのボディーの両方に簡単に対応するように設計されており、ハッセルブラッドの500シリーズや200シリーズといった、ほぼすべてのシリーズのカメラで使用できます。
フォーカスはMFで、レンズ構成は11枚構成、最短撮影距離は0.5mとなっています。
写りは非常にシャープで、自然で滑らかなボケ味が織りなす素晴らしい描写を楽しむことができます。
そして、カール・ツァイスが誇るT*コーティングにより、逆光でもフレアの少ないクリアな描写を可能にしています。
焦点距離は、35mm換算で約21mmとなっており、画角は88°と超広角な画角でダイナミックな描写が可能です。
フィルター径93mmという大口径による迫力のある前玉とレトロな外観のDistagon T* CF 40mm F4は製造本数が少なかったため希少なレンズとなっており、中古市場においても非常に高値で取引されているレンズです。