
SONYが2010年に販売したNEXシリーズは、SONY初のミラーレス一眼カメラです。
αシリーズの小型化を目指して開発されており、ボディは当時世界最小最軽量のモデルでした。
優れた性能以外にも特徴があり、それはレンズマウントを従来のAマウントから変更して、Eマウントを採用した点です。
そのため、Eマウント用の新しいレンズ群が開発されるようになりました。
2013年に販売されたVario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSSのレンズ構成は10群12枚で、フォーカスはAFに対応しています。
描写距離は24~70mmのため、標準ズームレンズに分類されます。
自分の見ている風景をそのまま切り取ったり、画角を広くとって全体を映し出したり、逆にズームする事で遠くの物を引き寄せたりと幅広いシーンに対応したレンズです。
Carl ZeissのT*レンズコーティングを採用しているため、光の反射などが最小限に抑えられ、高い描写力を発揮します。
特に風景写真に用いれば、プロのような本格的な仕上がりになります。
OSSとはEマウントレンズの特徴で、光学式手ブレ補正機能を指します。
Eマウントを採用しているため、NEXシリーズ以外ですと、ILCEシリーズ、フルサイズ対応レンズのためソニーα7Rシリーズにも使用可能です。
Carl Zeissの高い性能が込められたレンズとなっています。