2010年、SONYはミラーレス一眼カメラNEXシリーズを販売するときに、新しいEマウントを開発しました。
そのため、Eマウントに対応したレンズ群が開発され、Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSもその一つになります。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSのレンズ構成は12群16枚で、フォーカスはAFに対応します。
焦点距離は16~70mmと、広角よりの標準ズームレンズになります。
人間の見ている風景をそのまま切り出すことや、大きな建造物の全体撮影に向いています。
Carl ZeissのT*レンズコーティングを採用しているため、光量が少ない場面でも、鮮やかな描写と忠実な色再現を可能としている高性能なレンズです。
OSSとは、ソニー用Eマウントレンズに搭載している手ブレ補正機能を指します。
光学式のため、いくつかのモードを組み合わせれば、夜景をバックにしたポートレートをきれいに撮影することもできます。
αシリーズのEマウントを採用しているため、対応するカメラはSONYのNEXシリーズやILCEシリーズ、そしてa7シリーズになります。
ただし、a7シリーズはフルサイズカメラのため、そのまま使用すると画面の隅が黒くなってしまうので、画面をAPS-Cサイズに切り出しましょう。
コンパクトながら、多機能なためAPS-C用Eマウントのカメラの常用レンズとして人気の高いレンズです。