Tele-Apotessar T* 400mm F4は、2002年11月に発売されたCarl Zeissのレンズです。
レンズの構造は7群8枚で、そのうち2枚はCarl Zeiss独自の色収差補正に適応した低分散特殊ガラスが採用されています。
ContaxのNマウントに対応し、Contax N1、Contax NXなどの本体またはマウントアダプターを介して他メーカーの本体でも使用できます。
現在は新規製造が中止されており、中古でしか入手できません。
オートフォーカスに対応し、動体撮影に最適な400mmの望遠レンズとなっています。
F4という明るさは、三脚を使用しない手持ち撮影にも有効です。
スポーツや野生動物といった撮影スピードを必要とするシーンに適応できるレンズといえます。
単にその被写体や風景を切り取るだけではなく、空気感や独特の色味を写し出すことができるのが、Carl Zeissレンズの特性です。
多層膜コーティングT*がフレアやゴーストを低減させ、強い光や逆光の場面でも被写体を正確に写し出します。
その高い描写力にキレのある解像力が加わり、写真全体に繊細さを生み出すことができる製品です。