Carl Zeissのレンズ Planar T* 100mm F2 MMJは、独自のMMJ方式が特徴のMFレンズとして、1986年に発売されました。
MMJのJはjapanの略であり、日本製を表す表記です。
もう一つの製品にMMGがありますが、こちらはドイツ製で、いずれも甲乙つけがたい中で強い個性を持ち、それぞれに固定ファンがいます。
「写真はレンズで決まる」をキャッチコピーとして販売され、プロやアマを問わず支持を集め高い知名度を誇ります。
Contax Y/Cマウントに対応しているレンズですので、メインターゲットはやはりCONTAXのカメラですが、アダプタを取り付けることで最新のカメラにも装着し、クオリティの高い写真撮影を行えます。
一絞りしただけでも容易に像を結ぶことができる点が魅力です。
適度なボケ感をもたせつつ、被写体をシャープに映し出す能力が高いレンズとなっています。
MMタイプでプログラムAEやシャッター速度優先AEに対応しているのが特徴です。
サイズ的にも手に収まりやすいサイズ感で、ヘリコイドも軽量で思い通りの操作が可能です。
女性が片手でも操作しやすく、カメラに取り付けたときにも安定感を失うことなくキープできる点は評価できます。