Distagon T* 18mm F3.5 ZEは2013年に日本のカメラメーカーであるコシナが発売したCarl Zeiss銘の超広角レンズです。
マウントはCanonの一眼レフカメラEOSのEFマウントですが、同じ製品でNikonのFマウントタイプも存在します。
ラッパ型で前玉が突出している出目金タイプのデザインが美しい。
対角画角99度、水平画角90度のパノラマのような超広角撮影が可能であり、最短撮影距離30cmの高性能な仕様と併せて、距離の短い場所でも自由自在に撮れる便利なレンズです。
描く線はキリッと鋭く、全体的に締まりのあるかっちりとした写真を生み出します。
近接撮影では開放値F3.5の大口径が自然で美しいボケを作りだし、広角レンズに新しい表現を持たせてくれます。
フローティング機構により近接撮影時の収差を補正し、どの撮影距離でも画質を落とすことなく均一的な解像度を提供。
ティースターコーティングによるコントラストの高い描写に加え、四隅のゆがみや周辺光量の低下を防いだリアルで鮮明な写真を生み出してくれます。
異常部分分散性の特殊ガラスを用いたレンズ構成で、色のにじみを無くし見たままのクリアな色彩を再現する描写力にコシナの技術が光ります。
コシナツァイスの超広角レンズは、性能と人気の高さから高値の買取額に期待が持てる商品です。