
Distagon T* 15mm F3.5 AEは1975年にドイツの名門Carl Zeiss社から発売された、超広角レンズです。
マウントはヤシカコンタックスマウントで、対応カメラはCotax。
往年の名玉はCotaxだけでなく、アダプターを利用すればSONYの名機であるαシリーズやニコンDシリーズなどのミラーレス一眼やデジタル一眼レフカメラに装着が可能になります。
Carl Zeiss社の高性能レンズをデジタルで何枚でも楽しめることは、カメラファンにとってはこの上ない喜びです。
超広角レンズ最大の弱点とされるゆがみは徹底的に抑えるよう製造されているため、遠景撮影においてはそのポテンシャルが強く発揮されるでしょう。
最短撮影距離は16cmと驚くほど短く、ピントを合わせた被写体を柔らかな背景で包み込む美しい写真が得られます。
色は鮮やかで再現力が高く、フロート方式のレンズ構成が描く高画質は圧巻です。
多層のT*コーティングがレンズ表面の反射を回避し、被写体をより鮮明に明るく描写します。
4種のフィルターが内蔵されているため、シーンに合わせてUV、赤、黄、青を使い分けられる表現幅が広いレンズ。
カメラファンの憧れの的であるCarl Zeissの超広角レンズは、発売から数十年以上経った今もなお語り継がれる銘玉であり、高値が期待できる商品です。