C-Biogon T* 35mm F2.8 ZMは2008年に日本のカメラメーカーであるコシナがCarl Zeiss銘で発売した、レンジファインダーカメラ用の広角レンズです。
マウント型がMマウントであるため、これまでのライカの名機を楽しめるうえ、マウントアダプターを使用すればミラーレス一眼などにも装着可能。
カラーはシルバーとブラックの2種類から選択でき、削り出されたフォルムが美しく、光沢を消したマットな仕上がりがかっこいいデザインになります。
全長29.8cmの非常にコンパクトな鏡筒が特徴であり、気軽に振り回せる一本。
質の高いティースターコーティングにより光の表面反射を大幅に抑え、ハイコントラストな描写と四隅までしっかりと描く鋭い線が、写真全体を引き締めます。
本レンズはしっかり構えてダイナミックなシーンを切り取る風景撮影や、心赴くままにシャッターを切るスナップなどでポテンシャルが発揮されるでしょう。
色収差を抑えるレンズが使用されているため、色素のにじみを低減し鮮明で美しい色彩を生み出す高性能な一本。
MFで調整するピントリングは滑らかに回り、レンズ全体に見られる質の高いつくりはさすがCarl Zeissを冠する商品です。
有名レンズメーカーの名を冠した日本の広角レンズは、多くのカメラファンに人気のある銘玉になります。