Biogon 21mm F4.5は1950年代にCarl Zeissが発売した超広角レンズです。
Carl Zeissレンズの中でも高い人気を誇る一本であり、中古カメラ市場においても探し求める人が多い有名な商品になります。
レンズ設計の名士ルードヴィッヒ・ベルテレにより開発された広角レンズBiogon。
往年の名機であるContaxシリーズにマウントできる本レンズは、そのカメラの性能をあますところなく引き出す名玉です。
レンジファインダーカメラへのマウントでつくられているため、後玉が突出しているフォルムが特徴。
マウントアダプターを装着すればソニーのミラーレス一眼αシリーズにも装着が可能となり、フィルムとデジタルの両方が楽しめます。
超広角のオールドレンズでありながらゆがみは感じられず、逆光でもよく写る高性能なレンズ。
四隅の周辺光量落ちは否めないものの、かえってそれがクラシカルな写真を生み出す特長にもなるため、カメラファンとしては手元のラインアップに加えたい一本となるでしょう。
開放値F4.5の描写は驚くほど鋭く、パンフォーカスで広大なシーンを描く風景撮影や、晴天時に開放のまま振れるスナップでポテンシャルが高く発揮されます。
ドイツの有名レンズメーカーがつくる超広角レンズは、高性能で人気が高い名玉です。