2003年に発売されたLeica MP ブラック・ペイントは、デジタルカメラが主流となった現在でも製造されているフィルムカメラです。
最大の特長は、見た目はM3、M2に近い設計で、クラシカルなデザインのまま露出計を搭載する等機能性の高い点です。
クラシカルな外観なので、古いレンズや新しいレンズでもしっくり馴染みます。
また、Leica MPはM6のクランク式ではなくM3やM2でも採用されているノブ式です。
そして、M6ではあった赤いロゴマークや正面のナンバリングの刻印はなくなり、トップカバーの部分にさりげなく「Leica」と刻印されたシンプルなデザインとなりました。
ブラック・ペイントはブラック・クロームとは異なり、M3、M2と似た質感を味わえ、使い込むほどにエッジがこすれることで美しいLeicaに成長します。
Leica M-Systemの中でも、M3、M2のようなクラシカルなデザインでありながら、M6の機能性も搭載され、フィルムカメラを好むコアなファンにもニーズの高いカメラです。
古くからの伝統を大切にしたカメラを作り続けるLeicaが生み出したのが『Leica MP シルバー・クローム』です。
伝統的なフィルムカメラであるLeica MP シルバー・クロームは、Leica M-Systemの機械式レンジファインダーを受け継ぎ、横走り布幕のフォーカルプレーンシャッターを採用しています。
それに加えてフィルムの装填方法も、M3以来の方法をそのまま採用することで、フィルムカメラの楽しみを最大限に味わえると評判です。
Leica MP シルバー・クロームは、Leicaらしさの象徴であったフロントの赤いロゴが取り払われ「カメラマンは目立つべからず」というプロの声に応えるため、トップ部分の刻印のみに変更され非常にシンプルなスタイルとなりました。
また、LeicaMマウントのレンズにぴったりとフィットするのも魅力となっており、手持ちのLeicaMマウントレンズの中から自分好みのレンズが選択できますので、思い通りの撮影が可能です。
さらに、LeicaMPのクラシカルなボディであれば、装着するレンズによって見た目が崩れてしまうこともありません。
言いかえれば、どの時代に作られたMマウントレンズを装着してもスタイリッシュなLeicaが楽しめるのです。
Leicaが生み出した新しくも伝統的なLeica MP シルバー・クロームは、カメラの良さを知っている人に絶大な人気があります。