Leica M-System の新製品で2018年に発売されたLeica M10-P ブラック・クローム。
2017年に発売したLeicaM10をベースに、プロのカメラマンも納得のいくアップデートが各所に散りばめられたカメラです。
最大の特長は、静かな場所での撮影も可能にする静音性です。
ほぼ無音で撮影することが可能となり、被写体をシャッター音で驚かせることなく自然体での撮影ができます。
また、タッチパネル式液晶モニターを同社で初採用し、スマートフォンのような軽いタッチ操作で、表示画像の切り替えも簡単に行うことが可能となりました。
ライブビュー画面では電子水準器を搭載し、今まで時間をかけていた修正作業も減らせます。
外観は、Leicaの特徴でもあった正面の赤いロゴをなくし、その代わりにトップカバーに筆記体で「Leica 」と刻印することで、よりスタイリッシュなデザインに生まれ変わりました。
カラーは、ブラック・クロームとシルバー・クロームの嬉しい2色展開です。
最先端の技術を取り入れながらも、撮影にとにかく集中できるようユーザーへの配慮も忘れない
Leica M10-P ブラック・クロームは、プロのカメラマンからコアなLeicaファンまで楽しめる人気の高いカメラです。
Leica M-Systemの伝統を受け継ぎながら操作性を向上させたLeica M10-P シルバー・クロームは、フィルムカメラにより一歩近づいたカメラといわれています。
というのも、これまでの硬いシャッター音が、丸みを持った柔らかい音質に変更され、レリーズ音もこれまでのLeica M-Systemの中で最も小さく抑えられているのです。
静音性だけで考えると、ミラーレスカメラなどで無音での撮影が可能ですが、カメラ愛好家たちが愛してやまないのは、むしろ静かで耳障りのいいシャッター音であるといっても過言ではありません。
そんな心地いいシャッター音を楽しみながら撮影できるのが、Leica M10-P シルバー・クロームです。
オペラハウスで唯一撮影を許されてきたLeicaの静音性を存分にに楽しめるモデルであるといえるでしょう。
それだけでなく、機能性にも十分な配慮が施されており、背面にはタッチパネルのモニターが採用され、ライブビューモードや再生モードを使用することで、ピントや色合いなどの確認を即座に行うことが可能です。
その他にも、本体正面の赤いロゴは取り払われ、非常にシンプルな見た目に変更されています。
Leica M10-Pの中でも、Leicaらしいクラシカルなシルバー・クロームのモデルは人気がありますので、高値での取引が期待できます。