Kowasuper 66は1974年に興和株式会社から発売された6×6の中判一眼レフフィルムカメラです。
真四角ボディのスタジオカメラでフィルムバック機構を採用しているため、フィルム切れの際はフィルムバックを交換するだけで撮影を続けられます。
シャッターは機械式で電池不要であるため、突発的な撮影等におけるバッテリー切れの心配はありません。
シャッタースピードはバルブから最速1/500秒で撮影可能であり、静かなレンズシャッターという構成。
露出計やAEは搭載されていないマニュアル機であり、完全にプロ仕様の一台です。
レンズマウントはマウント部のダイヤルで締める独自のスピゴット式であり、マウント部の磨耗を低減したつくりになっています。
ファインダーは交換式であり、ウエストレベルファインダーでは6×6の大迫力映像で撮影が楽しめます。
仕様が全てスタジオ用としてつくられていますが、外ロケでも十分なパフォーマンスを発揮します。
例えばウエストレベルファインダーを使用すれば、気づかれにくい利点があるため自然なシーンを撮影しやすく、静かなレンズシャッター音は撮影時の音が与える影響を最小限にとどめます。
Kowaを冠する高性能な一眼レフフィルムカメラは、希少価値の高い人気商品です。