TOPCON HORSEMAN 45HFは1983年に発売されたホースマン45Hシリーズの、初期モデルです。
現代のデジタルカメラにも引けを取らない、ハイクオリティな写真撮影を可能としている大判カメラとして、今でも高い人気を誇っています。
TOPCONのカメラの多くは東京光学製で、駒村商会から販売されていました。
TOPCONのカメラといえば山岳写真家向けにさまざまな装飾を施しているケースが大半でしたが、HORSEMAN 45HFでは必要最小限のユニットで構成しており軽量かつ持ち運びやすさが特徴です。
また、バッグの中に折りたたんでスマートに収納できる点も魅力的です。
背面のガラス部分で、ルーペを覗きながらピントを合わせる方式を採用しています。
純製品のルーペについては、カメラの本体価格に匹敵するほどの価格で知られているもので慎重に取り扱う必要があります。
4×5のフィルムホルダーを採用し、1個に表と裏にフィルムを1枚ずつ入れる方式となっています。
ブローニーフィルムのロールフィルムホルダーは、6×9の場合には8枚撮影も可能としているのには驚かされます。
部品一つひとつの信頼性が非常に高いことでも知られており、しっかりとメンテナンスを行っていくことで長く使っていけるカメラです。