
「Hasselblad」はスウェーデンのカメラメーカーであり、その性能はNASAも評価し採用しているほどです。
503CWはVシステム500シリーズの最終盤に位置し、当時の500シリーズから基本構造は変わらずにレンズやアクセサリをそのまま使用することができます。
シャッターはVシリーズで共通のレンズシャッターで、ツァイスレンズも使用可能です。
交換式のフィルムマガジンなども、他の500シリーズと互換性があります。
構造は、全て機械式なので電池などは必要なく機械仕掛けで動作する点も非常に魅力です。
また、初代の500シリーズから変わらず修理できる為、一つあれば一生を共にできるカメラです。
シャッタータッチはソフトレリーズで、シャッターを切るたびに優しく馴染みます。
また、これまでの機種にはなかったワインダーの装着ができるので簡単に連続撮影ができ、高画質で特徴的な6×6判の正方形をそのままに、簡単にインターバル撮影などができます。
年式も新しい機種のため操作性もよく、比較的状態の良いものが中古市場にも多く出ている機種ですので、中判カメラを選択する際にはおすすめです。