フィルムカメラの世界的ブランドとしてカメラマンの誰もが憧れるメーカー「HASSELBLAD」のVシリーズのカメラユーザーにとって朗報が届けられたのは2014年のこと。
フィルムカメラをデジタル化できるデジタルバックCFV-50cが発表されました。
デジタルバックはとても高価なアイテムですが、比較的控えめな値段で大きな話題となりました。
デジタルバックCFVシリーズは1600万画素CCDセンサーを搭載した初代モデルCFVが生まれ、その後CFV-Ⅱ、CFV-39では3900万画素を可能としました。
さらには5000万画素となったCFV-50を経て、5000万画素32.9×43.8mm CMOSセンサーを搭載したCFV-50cへと進化しました。
CMOSセンサーが採用されたことで、センサーサイズがより小さくなりました。
レンズの焦点距離倍率は1.3倍になり、高感度性能も飛躍的に向上し、ISOは最大で6400まで対応が可能となりました。
程よい流線によって創られている形状はHASSELBLADにマッチし、違和感なく取り付けることが可能です。
シンプルな設定や操作性で、デジタル化した画像を高感度に対応できるという機能の向上しました。
手持ち撮影が可能になった点も大きなポイントでHASSELBLADのフィルムカメラでデジタルの世界を楽しめるという可能性を広げてくれるアイテムです。