GRAFLEXの始まりは、1890年アメリカのフォーマル&シュイング製造会社となったあとからスタートします。
元々、報道向けのカメラやスタジオ用の暗室美品を製造していた、フォーマル&シュイング製造会社は1998年にGRAFLEXの初代となる一眼レフカメラの製造を開始します。
GRAFLEXの最大の特徴は、大型木製で作成されたことです。
緻密に作られた木製のカメラであることから、強度が高く「イス代わりになる」と言われたほど頑丈です。
その後、約65年にわたり製造が続くほど人気がありました。
1915年にGRAFLEX R.B Teleは製造され、この機種には2種類のモデルがあります。
「31/4×41/4」判と「4×5判」のシノゴで、標準レンズはボシュロムのテッサーを採用しています。
しかし、1923年まででGRAFLEX R.B Teleは、生産は終了しました。
その後、GRAFLEXが1926年コダックから独立したあとフォルマーグラフレックスコーポレーション社を設立し、1926年以降も銘板を持つモデルが存在しました。
新しい会社となった後もGRAFLEX R.B Teleは、プロ向けのカメラとして少数生産され続けたようです。
中古市場では、市場に流通することもあまりないカメラのため非常に希少性が高くなっています。
クラカメファンにとっては、1度は手にしてみたいと思わせるカメラでしょう。