GRAFLEX R.B Super D 4×5はアメリカのGRAFLEX社が発売した大判の一眼レフフィルムカメラです。
大型のボックスカメラですが、取っ手がついているため持ち運びしやすく、胴鏡が蛇腹となっている特徴があります。
中古カメラ市場でも大判カメラが出回ることは珍しく、その中でもGRAFLEX社が後期に作成したR.B Super D 4×5は高性能なカメラとして有名です。
外観はとてもシンプルで一見普通の大きな箱のように見えますが、スタジオなどに使われることを前提としたプロ用の一台。
セミオートの自動絞り機能がついており、一度開放値でピントを調整した後シャッターを切れば、自動的に絞りを調整してくれる近代的な技術も組み込まれている特長があります。
シャッタースピードは1/30秒から1/1000秒をカバーし、シンクロ同調もするなど実用的な機能が撮影をサポートしてくれます。
紙袋のような大きなウエストレベルファインダーは非常に明るく鮮明で、何よりも大判サイズの映像の大きさは圧巻です。
レンズは世界的に有名なコダック社のエクター152mmF4.5が使用され、細部にいたるまでディテールを崩さない高画質な一枚が得られます。
アメリカを代表するGRAFLEX社の大判フィルムカメラは、コレクターやクラシックカメラファンにはたまらない一台になります。