1997年12月に発売したFUJIFILM GX680III Professionlは、プロのカメラマン向けのカメラです。
従来のカメラより全体的に丸みのあるデザインに変更し、ボデイの側面にはシボ付き合成皮革をしたことで、1998年にはグッドデザイン賞の商品デザイン部門も受賞しています。
2010年に生産は終了しましたが、その後も中古市場ではまだまだ取り引きされています。
蛇腹式のマルチフォーマット機能付きで、6×8以外にも6×7、6×6、6×4.5と全部で4種類の撮影が可能です。
全アオリ機能付きで、料理写真や風景などさまざまな撮影シチュエーションに合わせて表現力豊かな写真撮影をこの1台で実現します。
標準レンズは6群6枚のEBCフジノンGX M 135mm 1:5.6です。
従来のカメラはニッカドバッテリーでしたが、GX680IIIになってから電池はCR123A×3本になりました。
さらに使いやすくなったので、GX680シリーズの購入を検討しているならFUJIFILM GX680III Professionlがおすすめです。
重さは2,690gと決して軽くはないですが、料理の写真やポートレートなどしっかりと撮影したいシーンには必要不可欠でしょう。
発売当初は価格が高額だったことから、なかなか手を出しづらかったカメラではありますが中古価格も落ち着いたので狙いやすくなっています。
FUJIFILM GX680III Professionlは、さまざまな撮影ニーズを満たした魅力的なカメラです。