FUJIFILM GX617 Professionalは、1993年12月に発売された6x17cmフォーマットのフィルム中判カメラです。
旧モデルの「G617」の後継機として開発されました。
このカメラから、名称が「フジカ」から「FUJIFILM」に変更され、G617はレンズ固定式だったのに対して、GX617はレンズ交換式になりました。
さまざまなレンズを使用して、より多彩な写真撮影を楽しめるようになりましたが、現在はすでに製造中止されており、中古市場にもそれほど出回っていない、大変貴重なものとなりました。
ファインダーは、レンズに合わせて用意されています。
イメージサークルの大きい大判レンズを使用すると、描写力に優れた美しい風景写真を撮影することができます。
レリーズが2箇所で可能となっており、音に敏感な動物の撮影や、手ブレが気になる三脚での撮影にも便利です。
ボディ側はシャッターボタンとレリーズケーブル、レンズ側はレリーズケーブルです。
大判並のフォーマットながら、コンパクトなサイズ感です。
ストラップホールが付いているので、手持ち撮影も安定して行えます。
フィルム撮影をさまざまなレンズで楽しみたい人におすすめのカメラです。