FUJIFILM X-E1は2012年11月17日に発売されたミラーレス一眼カメラです。
2台目のミラーレスカメラとしてX-E1は、前作のX-Pro1とほぼ変わらない性能を持っていながら、より軽量でコンパクトになりました。
X-Pro1と同じ、有効画素数1630万画素のAPS-CサイズのX-Trans CMOSセンサーを搭載しフルサイズセンサー機並みの高画質。
FUJIFILMらしい色合いと、ローパスフィルターレスになり解像力を高めた描写が魅力です。
X-E1とその前の世代の機種にあたるX-Pro1の一番の違いは、X-Proに搭載されていた光学ファインダーを取り除き、EVFのみにした点にあります。
それにより更にコンパクトなボディにすることが可能になりました。
手のひらサイズに小型化されたボディながらシャープで鮮やかな写りは、流石にフィルムメーカーとして長くトップシェアを誇ってきたメーカーだけあると言えます。
フィルムシミュレーションモードではフィルムによって違う色彩や階調を多彩なモードで再現することができ、10種類のモードはフィルムカメラ世代のユーザーにも本格的で満足できる機能として評価されています。
AFの速度が遅い点やEVFにタイムラグがある等のデメリットはありますが、風景の撮影や被写体とじっくり向き合って撮影できるシチュエーションには優れた描写性能を発揮できるカメラです。
Xマウントに対応したフジノンレンズの評価は高く、現在では多数展開されている為、レンズの描写力を引き立てる充分な性能を持つボディの選択肢として現在でも人気の高いカメラです。