2015年2月26日に発売されたFUJIFILM X-A2は、富士フィルム「Xシリーズ」ミラーレス一眼カメラのエントリー向けモデルです。
FUJIFILM X-A1の後継機として主にAF性能をブラッシュアップして登場しました。
ボディのカラーはシルバー、ブラウン、ホワイトの3種類が展開され、街中でもオシャレに持ち歩くことができます。
有効画素数は約1,630万画素、APS-CサイズのCMOSセンサーと画像処理エンジンにEXRプロセッサーⅡを搭載しています。
X-A1から大きく異なるのは、自撮り機能が搭載された点があります。
瞳を感知し焦点を合わせる「瞳AF」機能も搭載しており、旅行先で友人や恋人と記念撮影をするのも気軽にできます。
また、接写撮影の際にマクロモードに自動的に切り替える「オートマクロAF」や、最大9点の合焦エリアを表示する「マルチターゲットオートエリアAF」などのAFモードがより充実しAF速度も速くなりました。
シャッタータイムラグは0.05秒、撮影間隔は0.4秒、起動時間0.5秒のレスポンスの良さも魅力です。
秒あたり30コマのフルHD動画にも対応しています。
X-A1もチルト式液晶なのでローアングルの撮影時などに便利でしたが、X-A2ではXシリーズとしては初めてチルト式液晶モニターが175°回転できるようになりました。
回転させることで自動的にAFモードが切り替わり、簡単に確認しながら自撮り撮影をすることができます。
X-A1でFUJIFILMならではの様々なフィルムの質感、色、階調を再現できることで好評であったフィルムシミュレーションモードには、新たに「クラシッククローム」が加わりました。
このモードは、深みのある色合いや豊かな陰影で、リアリティのある表現がストリートフォトやドキュメンタリーフォトに最適です。
6種類のフィルムシミュレーションモードがあるので、ビビッドやソフトなど撮りたいシーンに合わせてモードを選び表現できます。
SDXC・SDHC・SDカードなどのメディアに対応し、Wi-Fi通信機能もある為バックアップやSNSへの投稿なども快適に行うことができます。
Xマウントのレンズも現在では多数展開されており、手軽にフジノンレンズが使える機種としてまだまだ中古でもニーズの高いカメラです。