2013年11月23日に発売されたFUJIFILM X-A1は、レンズ交換式デジタルミラーレス一眼カメラのXシリーズのエントリーモデルです。
フィルムメーカーだけあり、デジタルになっても鮮やかで印象に残る画像を写し出すこだわりある商品に根強いファンも多くいます。
少し前に発売されたX-M1と外観はほとんど変わらないX-A1ですが、大きな違いはこれまでFUJIFILMが採用してきた独自のイメージセンサーから、一般的なCMOSセンサーに変更した点です。
とはいえ、有効画素数は1630万画素と変わらず、画像処理エンジンはX-M1から変更はありません。
センサーの変更に伴い、モアレを抑えるためのローパスフィルターも取り付けられ、エントリーモデルと言えども大きくスペックを落とさないよう配慮されているのがFUJIFILMの大きな魅力です。
ですが、イメージセンサーの変更によって価格を大きく抑えることができたため、初心者の方でも手に取りやすいエントリー機としても適しているでしょう。
ボディカラーもシルバー、ブラウン、レッドの3種類があり、街中で持ち歩いていてもお洒落な外観は女性にも人気があります。
330gと軽いのでちょっと散歩に出かける時などにも使え、スナップ写真を撮るのに最適です。
フィルムメーカーのFUJIFILMらしい光と影が織り成す印象的なコントラストや色彩の鮮やかさも健在です。
ミラーレスカメラの入門モデルとして、価格・性能共にバランスに優れたカメラと言えます。