FUJIFILM GFX50Sは、2017年2月に発売された中判ミラーレスデジタルカメラです。
富士フィルムのミラーレスカメラを代表するカメラで、多くのユーザーに愛用されています。
手のひらにぴったり収まるコンパクトサイズで、携行性は抜群。
有効画素数は5140万画素で、世界最高峰レベルの写真画質を実現しています。
センサー部分には、大型のCMOSセンサー「FUJIFILM G Format」を採用。
43.8mm×32.9mmの中判サイズのFUJIFILM G Formatに富士フィルムの画像設計技術を集約して、繊細な描写を再現します。
「フィルムシミュレーション」機能は、さまざまな色調や階調の再現を可能にしました。
フィルムを交換するような感覚で、同じ被写体でも全く違った雰囲気の写真を撮影できます。
充実した機能を備えながらも、撮影時の重量は約825g。
マグネシウム合金仕様のかなりの軽量ボディなので持ち運びしやすく、さまざまな場所で活躍します。
防塵・防滴や耐低温構造になっており信頼できる堅牢性も備えています。
レンズマウントは特徴的なマウント径65mmという大口径で、26.7mmの短いフランジバックを持つFUJIFILM Gマウントで、新たに開発されたGFレンズを使用します。
外観は、直線を基調としたクラシカルなデザイン。
グリップ部分は前方にせり出しており、握りやすくなっています。
片手での撮影でも、カメラをしっかりとホールドできるので安定します。
手の小さな方や女性にとっては少し手に余るサイズですが、背面の右上部にはサムグリップがあるので安心です。
親指のかかりが良くなり、バランスを取りやすくなります。
パワー・ブースター・グリップを装着することで、縦位置の構図にも対応します。
ファインダーはFUJIFILMで初めて着脱できるEVFを搭載し別売りのアダプターを使用しれば縦横チルトも可能です。
ファインダー倍率は0.85倍、ドット数は369万と驚異的な数値で従来機と差をつけています。
大きなセンサーならではの世界観を再現できるので、今までとはひと味違う独特な写真を撮影したい人にはおすすめのカメラです。