かつて日本が誇った木製大判フィルムカメラメーカーのエボニーが創り出した究極の広角レンズ専用の4×5in判フィルムカメラがEBONY SW45です。
当時のフィールド用大判フィルムカメラの中でも小型・軽量なことで高い評価を受けたカメラです。
広角レンズ専用のカメラとして、超広角レンズである38mmレンズでも平ボードで使用することができます。
また、リンホフボードを採用していることでほぼすべてのレンズが使用可能です。
当時では画期的であったラックアンドピニオン方式の三段伸縮レールを採用するなど、操作性においても妥協のない造りになっています。
そして、大判フィルムカメラの特徴でもあるアオリ機能についてもプロの要求に十分に応えることのできる水準のものを備えていました。
小型・軽量かつコンパクトでありながら、堅牢性、機能性において一切の妥協のない造りで、日本の職人のモノづくりに対する情熱とこだわりを感じさせるEBONY SW45は、現在の中古市場におけるフィールドカメラのなかでも非常に高い評価を得ているカメラです。
その軽快さと快適な操作性、そして黒檀製のボディの美しさは、ほかのカメラでは味わうことのできない唯一無二の存在です。