DALLMEYERは、イギリスのジョン・ヘンリー・ドールメイヤー氏が創業したレンズメーカーです。
日本ではダルメヤーという名称で親しまれ、坂本龍馬を撮影した上野彦馬氏が愛用していたウィットネスのレンズをサプライヤーしていることでも有名です。
極少数ながらカメラも製造しており、その希少価値から高値で取引されることも珍しくありません。
1899年に発売されたロングフォーカスカメラは、12×16.5cm判の写真乾板であり、蛇腹を54cmも伸ばすことが可能でした。
望遠撮影や、広角レンズも取り付けることが可能なカメラとして優れたパフォーマンスを発揮し重宝されました。
他にもスピードカメラなどを発表し、いずれも高い人気を博していました。
DALLMEYERのレンズは独特な構成で、中心部はシャープに映るのですが、全体的にソフトでにじみが強いという特徴があります。
また、適度なボケ感を表現しやすいため、被写体をより強調するような撮影が可能です。
堅牢性に優れているため長く愛用でき人気が高い為、多くのユーザーに選ばれています。