Contax 137MA quartzは、1982年に発売されていたフィルム一眼レフカメラです。
ほかのContax同様、発売当時の価格は高く一般ユーザーには高価なカメラとして特別な存在感を放っていました。
137MDの改良機種で、マニュアル露出が可能になりました。
内臓のワインダーの巻き上げ速度が向上し、連続撮影も137MDの2コマ/秒から本機では3コマ/秒に改善されています。
Contax 137MA quartzはまずボディを覆うように巻かれた本革が目に入ります。
このデザインが137MA quartzの特徴でもあり、高級なカメラの雰囲気を醸し出しています。
経年劣化が目立つ部分ですがボディの革の劣化を除けば、機械的な面では大きなダメージを見られないのも137MA quartzの特長で、年数が経過した中古でも問題なく使用できる機体が多くあります。
マウントはY/Cマウントで、カール・ツァイスのレンズを装着できるカメラとしても需要のある一台です。