Canonがユーザーの絶対的な信頼に応えるべく、5年もの歳月と数十台分の開発費を投資して作り上げたのが『F-1』です。
Canonが誇る完全互換をもつ完璧なシステムカメラであるF-1には、Canonの技術力が結集しているとも言えるでしょう。
F-1で最高の画質性能を引き出すため、CanonはFDマウントを新たに開発しました。
このFDマウントには、あらゆる測光露出制御方式に対応できる各種の連動・自動補正機構が備えられています。
また、カメラ史上初となる完全無人自動撮影システムも搭載。
そして、どんな状況下での撮影に耐えられるよう連続撮影10万回を可能にし、+60℃から-30℃、湿度90%の環境でも耐えられる耐環境性能が加えられています。
プロが現場で思い通りの撮影ができるよう考え抜かれたカメラであり、多くのプロからの支持を得た一台です。
F-1には前期モデルと後期モデルがあり、一般的なマニュアル機の操作感ですが後期モデルには少しだけ改良が加えられています。
前期モデルの巻き上げは非常にスムーズであると定評がありましたが、後期モデルでは巻き上げ角度が予備角ともに再検討されたことにより、使いやすくなったと高い評価を得ました。
ブラックペイントのボディも重厚感があり魅力のひとつ。現在のEOSシリーズの源流となる機体だけに中古機でも駆動するものが多く信頼のおける機体です。
Canonが総力を結集して誕生させたF-1は、プロからアマチュアまで幅広い人気を誇るため売却しやすいと言えるでしょう。