
Canon EOS 50Dは、 2008年9月27日に発売されたデジタル一眼レフカメラです。
EOSシリーズの中では中級機の立ち位置で、前モデルである「EOS 40D」を踏襲しました。
デジタル一眼レフカメラとして初めて、HDMI端子を搭載したカメラです。
対応テレビと接続することで、フルハイビジョンで画像を鑑賞することができます。
液晶モニターのサイズはEOS 40Dと同じく3型ですが、画質が格段にアップしています。
従来の約23万ドットから約92万ドットまで解像度が向上し、高精細化されました。
映像エンジンの「DIGIC 4」を搭載し、映像信号を高速処理します。
ノイズを防止し、なめらかな動画を撮影できます。
装着レンズに合わせてカメラが自動でライティングを調整してくれる「オートライティングオプティマイザ」も搭載されています。
「標準」「弱め」「強め」「しない」の4段階での設定が可能です。
失敗写真を減らしてくれる便利な機能です。
特に逆光時のポートレート撮影では露出に影響されて顔が暗くなりがちですが、この機能を使えば顔がはっきり見えるようになります。
外観はシンプルで、どんな場面でも違和感なく使えます。
液晶保護カバーにはマルチコートが施されており、反射や汚れの防止に効果的です。
大きめのグリップでしっかりホールドできるので、安定した撮影が可能です。