![REFLEX Mod.6c](https://camera-risamai.co.jp/wordpress/wp-content/themes/risamai_camera/images/category/alpa/mainvisual2-alpa.png)
1960年に発売したALPA REFLEX Mod.6cは、1969年までのあいだにシルバーが約3,600台、ブラックが約400台、グリーン約80台が生産されました。
ALPA REFLEX6bと同時進行で作られていましたが、第二世代と第三世代では見た目も内部も大きく異なります。
ALPA REFLEX Mod.6c は、ALPAの第三世代と呼ばれるモデルへと変更となりました。
丸っこいフォルムに、特徴的だった45度ファインダーは無くして90度のタイプへと変更になり、アイレベルファインダーを移動しています。
従来のデザインはレトロ感のあるかわいらしいボディでしたが、角型になったことで、近代的なかっこいいデザインになっています。
デザインを一新したことで、見た目だけでなく内部も変更になりました。
絞りやシャッタースピードと連動していませんが、セレン式の露出計も内蔵になったことや巻き戻しはノブからクランク式に変更しています。
1963年からのカメラには、フィルムカウンターが自動復元式にもなりました。
ALPAシリーズのなかでもALPA REFLEX Mod.6cの生産台数は多いほうに入りますが、それでも中古市場で目にする機会は少なく、高値で取り引きされているカメラです。
クラシックカメラファンのみならず、ALPAファンにとっても思わず手に取って撮影したくなる1台でしょう。