ALPA REFLEX Mod.6 は、1956年~1959年までにわずか約2,600台しか製造されていません。
ALPA REFLEX Mod.6からはセルフタイマーを内蔵し、スプリットイメージがつきました。
発売当初は「アルパアルネラ6」の名称で発売していましたが、すぐにALPA REFLEX Mod.6と改名したため、アルネラと記載しているカメラは少ないです。
レンズマウントはALPA4以降「アルパマウント」と呼ばれる共通した独特な仕組みでできています。
光学ファインダーはありますが、光学式距離計はありません。
ファインダーは2つあり、45度のプリズムファインダーと50mmの視野枠のファインダーがあります。
裏蓋には、両サイドの膨らみ部分に革を貼ることでカメラに傷がつきにくくなっている仕様です。
カメラの名称が変わってはいますが、内蓋には「ALPAALNEA」と記載があります。
シャッターダイヤルは巻き上げ軸になっており、持ち上げて合わせるわけではなく巻き上げる回転方向はライカ同様に右巻きです。
発売から数十年以上も前のカメラではありますが、当時は高額で生産台数が少なかったことから、中古市場では未だに高値で取り引きされている1台です。