2002年に発売された電子式レンジファインダーカメラLeica M7はLeicaのフィルムカメラの最終形として位置づけられており、Leica M7以降はデジタルカメラが主流になります。
電子シャッターの採用に伴い初めての絞り優先AEも搭載しており、露出計とAEを搭載したことで使いやすいレンジファインダーカメラに仕上がっています。
写真家の鈴木信彦氏はLeica M7で渋谷の夜の街を撮影していていて、前までは新宿や銀座も撮っていましたがこのカメラを手にしてからは夜の渋谷だけを撮影しています。
M6は距離計が光って見えづらいと不満を漏らしていた鈴木氏ですが、Leica M7はそれが解消され夜の風景が撮りやすくなったと喜んでいます。
Leica M7ブラック・クロームはLeica M-Systemで初めて絞り優先AEを搭載したフィルムカメラです。
電子制御式のシャッターもLeica M-Systemで初めて搭載されました。
その他にも、Leica M-Systemの全フィルムカメラに採用されてきた高性能な横走り布幕フォーカルプレーンシャッターに改良が加えられています。
さらに、トップカバーが真鍮に戻されたことでシャッター音を抑えることにも成功しているカメラです。
高精度なメカニズムと優れた光学性能をもつLeica M7ブラック・クロームは、自動露出も可能になり、誰にでも使いこなせるLeicaとして高い評価を得ています。
また、Leica M7ブラック・クロームがカメラ愛好家に愛される理由は、シャッタースピードのなかでも使用頻度が高い1/60秒と1/125秒において、電池がなくても撮影が可能だという点にあります。
電池残量がなくなっても撮り逃すことがありませんので、いつも傍らに置いておきたいカメラといえるのです。
ボディはM6TTLの外観がベースとなり、M6よりも約2.5mm高いボディ高が採用されています。
真っ黒なブラック・クロームに浮かび上がる赤いLeicaのロゴは非常にスタイリッシュであり、Leicaらしさの象徴として持ち主の満足感も高まる仕上がりです。
従来のLeicaのフィルムカメラに改良を重ね、高性能な機能が追加されたLeica M7ブラック・クロームは使い勝手の良さから常に高いニーズがあります。
Leica M-Systemの中でもLeica M7シルバー・クロームは、Leicaで初めての電子式レンジファインダーカメラです。
最大の特徴は絞り優先AEが搭載されたことで、ピント合わせと構図さえ決定すれば被写体へ集中しての撮影が可能になりました。
カメラに任せられる部分が増えて撮影しやすくなったことで、フィルムカメラでの撮影ハードルを下げました。
歴代のLeicaM型の良さを残しつつ電子技術を応用しているのでプロのカメラマンやフィルムカメラ初心者でも比較的扱いやすい仕様です。
LeicaM7シルバー・クロームでも、Leica M-Systemの全モデルに採用された布幕横走りフォーカルプレーンシャッターが使われています。
シャッタースピードの使用頻度が高い、1/60と1/125は万が一電池が切れてしまっても撮影が可能です。
また、フィルム感度はマニュアル設定だけでなくカメラの内部もさらに向上したことで、DXコードも選択が可能になり、フィルム感度設定による露出ミスの心配はなくなります。
2002年に発売されたLeica M7シルバー・クロームは、歴代のLeicaからさらに進化し、カメラファンを納得させるデザインや機能を備えています。
M型カメラのクラシックさを残しつつ、より機能的で扱いやすくなったLeicaは幅広いユーザーに愛されています。
露出計もAEも搭載されていて、初心者でも簡単に思いのままフィルム写真が撮れるため人気があります。
極めてデジタル感覚に近い操作でフィルム写真が撮れるものは他に類を見ません。
写真を生業にしている方はもちろんのこと、俳優の堤真一さんも愛用しているそうです。
Leica M7をより高い値段で売りたいのなら、箱やケースといった付属品や電池をセットにして売却すると、更に高値で売れる傾向があります。
使用していないフィルムがあれば、一緒に査定に出すことをおすすめします。
ライカM7はファインダーの違いで3種類の機種が存在していて、ライカM7(0.72倍)、ライカM7 0.58(0.58倍)、ライカM7 0.85(0.85倍)に分けられています。
200台限定の超プレミア仕様のものだと、当然金額も変わります。
査定額に関しましては、今現在の需要や、カメラの状態によって左右されるため、ご売却をお考えの方は一度お気軽にお問い合わせくださいませ。