日本を代表する光学機器メーカー「RICOH」は、医療や工業など様々な分野で活躍する技術をもち、カメラ部門においても高い技術を誇っています。
近年ではデジタルカメラの製造・販売に注力していますが1934年に127フィルム使用のオリンピックシリーズカメラを発売し、以来数々の名機を世に送り出してきました。
1981年に発売されたリコーXR-6は、世界で初めて一般用に発売されたオートフォーカス一眼レフです。
一眼レフカメラはマニュアルフォーカスの扱いが難しいため、それまではプロ仕様でしかありませんでした。
しかし、カメラでの電子制御を可能にしたこの機種の誕生により、より多くの人が一眼レフカメラを楽しめるようになっていったのです。
また、小型で軽量という点も、このモデルが人気となったポイントで、前モデルXR-2と比較して100g程の軽量化を実現したのです。
そして、同じく1981年に発売したリコーXR-Sは、一眼レフカメラに太陽電池を搭載するという新しい発想を盛り込みました。
日中は内臓の太陽電池で充電でき、電池切れの心配が軽減され、よりストレスなくカメラを使用できるようになりました。
このようにRICOHのカメラは、常に最先端の技術と研究を重ねながら製造・販売が行われているのが特徴です。