1994年に発売され、今なお中判一眼レフカメラで人気の高いHasselbladのVシリーズである501Cの紹介です。
こちらのカメラはもともと503CX-503CWの廉価版として発売されました。
今まで職人が作ってきたハッセルをオートメーション化し、部材の厚さを削るなどによりコスト削減することで販売拡大を狙った商品です。
カメラ初心者でも安心して使用できるシンプルな構造となっています。
こちらの501Cは、V500シリーズのレンズ、フィルムマガジン、アクセサリとはもちろん相互性があるので続けて使用することができます。
ボディ内の反射対策へ、パルパス材がミラーボックス内にしっかり張ってあるなど、どこでも安心して使用できるように改良されています。
シャッターボタンは押しやすく手振れを最小限に抑えることのできるソフトレリーズボタンを採用しています。
フードやピントルーペは503系と同じ仕様で、ボディカラーはブラックのみの展開です。
レンズはプラナー80mm New Cを標準搭載し、カメラボディとマガジンのセットで販売されています。
501Cはエントリーモデルとして、またサブ機としても気軽に使用でき、廉価版と言えど写りは十分に美しく幅広いシーンで活躍が期待できる人気の一台です。