日本の光学機器メーカーとして存在していた「Zunow」は主にレンズの製造を行っていました。
1961年にはヤシカに買収されたことをきっかけにブランドは消滅しましたが、2007年に限会社フォノンから発売されたワイドコンバーターに「ズノー」と名称がつけられたことで、ブランドが復活しています。
特にレンズ製品に定評があり、大手カメラメーカーからの受注を受けレンズの供給を行っていました。
カメラ本体についてもかつては僅かに製造されており、クラシックカメラとして根強い人気があり中古市場では現在でもごく稀に取引されています。
機種としては、1958年に発売された135フィルムを使用する一眼レフカメラである「ズノーペンタフレックス」や、1959年に発売された「ズノーZ16」が有名です。
「ズノーペンタフレックス」は世界初の完全自動絞りが搭載された一眼レフです。
レンズを交換することで、自分好みの写真撮影が可能になることから、自由度の高いクラシックカメラとして評価が高いカメラです。
また、「ズノーZ16」は16mmフィルムを使用する超小型カメラです。
製造期間も短かったため、実際に世に出ているものはかなり少なく希少価値が高いのが魅力です。
手に入れることは大変難しく、幻とも言われるカメラです。
Zunow 買取実績