名機と呼ばれるカメラを数多く世に輩出してきた、ドイツのカメラメーカーRollei。
Rollei 35RFは、そんなRolleiが2002年に発売した24×36mm(ライカ)判レンズ交換型のレンジファインダーカメラです。
中身はコシナの作るフォクトレンダーBESSA R2がベースとなっており、ブライトフレームなどに独自の改良を加えています。
グリップにはゴム製のものを採用しているため手が滑りにくく、安定した撮影が可能。
機械式ならではの耳に残る心地よいシャッター音は、シャッターを切る度に小気味良い快感をもたらしてくれます。
ファインダーには40mm・50mm・80mmのものを装備。
連動距離計が組み込まれており、被写体の見え方はがよく、視界が広いのでフレーミングもしやすいのも魅力です。
また露出計の表示も分かりやすく、オーバー、アンダーの段階が一目瞭然です。
ライカMマウント互換のRMマウントを採用し、他のレンズを使用できる点も大きなメリットといえるでしょう。
コンパクトながら高い性能を兼ね備え、気軽に撮影を楽しめるRollei 35RFは、フィルムカメラ初心者にも扱いやすいレンジファインダーカメラです。
もちろん、RMマウントによる拡張性の高さは、本格的な写真撮影を楽しみたい方にもおすすめです。