NIKONOS RS-AFは水中オートフォーカス一眼レフとして、1992年6月に発売されました。
水中撮影に対応したカメラで、海やスキーなど屋外でのレジャーに向いているカメラであることから、コアなカメラファンに人気の機種です。
見た目はゴツゴツとした印象で、水中でも大活躍してくれるような頼もしいボディをしています。
それもそのはず、Nikon NIKONOSシリーズの本体の重さは500g~700g前後だったのに比べ、RS-AFは重さがなんと2,130gとあるのです。
水中であっても、重さは約970gになるので、本体の持ち手部分には滑りにくいように、少し凹みを設けてグリップが施されています。
販売価格も本体だけで39万と高額なうえに重量もあったため、広く流通することはありませんでした。
スペックは、耐水深100mでNIKONOSシリーズより50mも距離を伸ばしています。
アイポイントは60mmのファインダー、レンズは水中用に設計されています。
交換可能なレンズも中古品で出回っているのは少く希少です。
巻き戻しレバーは、内蔵しているモーターで1コマ自動巻き戻しが可能です。
水中用で重さが陸上で2kgを超えているカメラとなれば、万人受けするカメラとは言えませんが流通自体が少ないのでレジャー好きのコアなカメラファンにとっては手元に置いておきたくなる1台でしょう。